逮捕時に公開された護送車両内の顔写真や、過去の卒業アルバムに掲載されていた校長時代の写真は、10年以上が経過した現在も掲示板やSNS上で容易に検索可能な状態となっています。
この事件が風化せず、定期的に再燃する理由は大きく分けて2つあります。1つは、校長という最も倫理観を求められる教育指導者が、1万人超という歴史上類を見ない規模の加害行為を行っていたという背徳性の深さです。もう1つは、日本の法制度における児童保護のあり方や、海外での児童買春に対する厳罰化の議論に大きな契機を与えた点にあります。
ネット上では現在も「教育現場の性犯罪対策」「過去の重大不祥事の教訓」として本事件が引き合いに出されることが多く、消えることのない社会的反省材料として記憶され続けています。