アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』でサトシのパートナーとして旅に同行したロトム図鑑の声を演じたのは、声優の浪川大輔です。電子機器に入り込むプラズマポケモン「ロトム」が、アローラ地方のククイ博士が開発した特製ポケモン図鑑に入り込んだことで誕生したのが「ロトム図鑑」の正体です。
劇中のロトム図鑑は、語尾に「〜ロト」と付けながら膨大なポケモンデータを早口で解説し、時にはサトシとコミカルに掛け合うなど、従来の無機質な図鑑の枠を完全に打ち破る存在感を放ちました。プライドが高く知識欲旺盛でありながら、どこか抜けていて愛らしいそのキャラクター性を、浪川大輔は見事なテンポ感と緩急自在の芝居で表現し、多くのアニポケファンの心を掴みました。
浪川大輔といえば、子役時代から第一線で活躍し、洋画の吹き替えから王道少年アニメの主役、冷酷なライバル役まで幅広いレンジを誇るトップ声優です。
【浪川大輔の主な代表作】
- 『ルパン三世』シリーズ:石川五ェ門(十三代目)
- 『HUNTER×HUNTER(第2作)』:ヒソカ=モロウ
- 『BLEACH』:ウルキオラ・シファー
- 『ハイキュー!!』:及川徹
- 『スター・ウォーズ』シリーズ:アナキン・スカイウォーカー(吹替)
- 『君に届け』:風早翔太
重厚な二枚目から狂気を孕んだキャラクターまで演じ分ける浪川大輔が、徹底してコミカルかつ人間味あふれる「自我を持ったデバイス」を演じ切ったことは、アニポケの演出史においても大きな転換点となりました。