愛知県瀬戸市の道の駅として2011年に開駅した「瀬戸しなの」は、名古屋大都市圏の通勤圏でありながら、豊かな里山風景が広がる「都市と自然の境界線」に位置しています。駅の象徴であるレンガ造りの巨大な窯煙突は、かつて町中に煙が立ち上っていた陶都・瀬戸の歴史的景観をオマージュした設計であり、訪れる者をノスタルジックな世界へと誘います。
本駅が広域から人を惹きつける最大の要因は、「食」と「工芸」の有機的な融合にあります。館内には地元農家が毎朝出荷する産直市場が整備され、隣接する敷地には陶磁器の卸・小売りや体験学習を担う「品野陶磁器センター」が直結。さらに、紅葉や新緑の名所として知られる国定公園「岩屋堂」や名刹「定光寺」への観光ルートの起点としても機能しており、ドライブの中継地として極めて利便性の高いロケーションを誇ります。