日本国内のシーンに目を向けても、ファンミーティングの重要性はかつてないほど高まっている。STARTO ENTERTAINMENTに所属する人気グループから、BTSを擁する韓国のメガレーベルHYBEまで、大手芸能プロダクションはドームツアーと並行してファンミーティングを戦略的に組み込んでいる。
背景にあるのは、体験型価値を重視するライブ・エンターテインメント産業全体の潮流だ。CDのセールスや配信再生数といった数字の先にある「ファンダムの結束力」を維持するためには、定期的かつ濃密なオフラインの接触が欠かせない。
さらに現在では、グローバルファンダムライフプラットフォーム「Weverse」などを連動させたデジタル施策も一般化した。現地の会場に足を運べない世界中のファンのためにマルチアングル生配信を用意し、オンラインとオフラインの境界を溶かす新たなイベント体験が日々更新されている。