ニューボーンフォトにおいて最も重視すべきは、写真の美しさ以上に赤ちゃんの身体的安全です。海外発祥のアート写真の中には、首が座っていない新生児の頭を手で支える「ポテトサックポーズ」や「カエルポーズ(フロッグポーズ)」などがありますが、これらは高度な専門知識と複数の写真を合成する技術を要します。未熟なカメラマンが無理に関節を曲げたり、首に過度な負担をかけたりすることによる窒息や関節損傷のトラブルは絶対に避けなければなりません。
沖縄県内でも安全意識の高まりに伴い、助産師や看護師資格を持つスタッフが同行・監修するプランを提供するフォトグラファーが増加しています。撮影中の呼吸状態、肌の色、体温変化を医療従事者の視点からモニタリングできるため、産後の不安が大きい初産婦からも厚い信頼を集めています。
また、沖縄特有の気候要因にも注意が必要です。冷房が効きすぎた室内での低体温症や、急激な湿度変化による脱水を防ぐため、室温を26℃〜28℃前後に一定管理できる環境作りが欠かせません。