「今もっとも色気溢れる60代の渋い俳優は誰なのか?」という問いに対し、映画評論家やエンタメ業界関係者の間でもっとも多くの名前が挙がる筆頭格が、真田広之(1960年生まれ)です。自身がプロデュース・主演を務めたハリウッド超大作『SHOGUN 将軍』で米エミー賞主演男優賞を受賞するなど、60代にして世界のエンターテインメントの頂点に君臨。鍛え抜かれた殺陣と、憂いを帯びた眼光、一切の妥協を排したプロフェッショナリズムは「世界が認めた日本の至宝」として別格のオーラを放っています。
国内ドラマや映画シーンに目を向ければ、吉川晃司(1965年生まれ)の放つ圧倒的な男性美も見逃せません。トレードマークとなった無駄のないシルバーヘアと、水球で培われた強靭な逆三角形の肉体、そして年齢を重ねるごとに凄みを増す重低音ボイスは、同性からも羨望の眼差しを集めています。
さらに、映画『ラスト サムライ』以来、日米の架け橋として重責を担い続ける渡辺謙(1959年生まれ)や、昭和・平成・令和の映画界を牽引し続ける佐藤浩市(1960年生まれ)、189cmの長身から繰り出す圧倒的スケール感とユーモアを兼ね備えた阿部寛(1964年生まれ)、強面と純真な笑顔のギャップでCMからシリアス劇まで席巻する遠藤憲一(1961年生まれ)など、60代の俳優陣はまさに「黄金期」を迎えています。