かつて芸能人のスピリチュアルな関心といえば、特定のパワースポット巡りや開運グッズの紹介といった消費的なトレンドが主流だった。しかし、ここ数年の動きは明らかに一線を画している。
ロケの合間に地方の古社を静かに訪れ、SNSに写真を投稿することなく祈りを捧げる表現者が増えた。派手な儀式や特定の教団への所属ではなく、日本古来の自然崇拝や「かんながら」の精神を日々の生き方に組み込むスタイルだ。ある大手事務所の関係者は「SNSでの炎上リスクや過剰な承認欲求から解放される場所として、自然と神道的な無心の境地を求めるタレントが増えている」と語る。