彼が一躍その存在を知らしめるきっかけとなったのが、主婦と生活社が主催する「第36回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」だ。数多の応募者の中から勝ち上がり、審査員や観客の前に立ったあの瞬間、彼の胸中を占めていたのは期待だけでなく、巨大な重圧だった。
「誰かの息子」というレッテルは、一見すればアドバンテージに見えるかもしれない。だが現実は甘くない。常に倍以上の厳しい視線に晒される中、彼は磨き上げたビジュアルと素直なキャラクターで評価を勝ち取った。審査の舞台裏で見せた汗と涙、そしてステージ上で放った強烈なオーラは、観客の記憶に深く刻み込まれている。