渡来人は何をもたらしたのか?最新Dna解析で迫る日本人のルーツ

渡来人は何をもたらしたのか?最新Dna解析で迫る日本人のルーツ

渡来人は何をもたらしたのか?最新Dna解析で迫る日本人のルーツの背景について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

渡来人の中でも、大和朝廷の中枢に入り込み、日本の発展に極めて大きな足跡を遺したのが有力な渡来系氏族です。その代表格が「秦氏(はたうじ)」と「東漢氏(やまとのあやうじ)」です。

秦氏は、応神天皇の時代に弓月君(ゆづきのきみ)が多数の民を率いて渡来したことに始まると伝えられています。彼らは京都盆地(山城国)を本拠地とし、桂川の葛野大堰(かどのおおいで)に代表される大規模な治水工事を行って広大な美田を拓きました。さらに、養蚕、機織り(絹織物)、酒造技術を日本に定着させ、莫大な財力を築きます。伏見稲荷大社や松尾大社の創建にも深く関わり、平安京遷都の際には財政面で桓武天皇を強力に支援しました。

一方、阿知使主(あちのおみ)を祖とする東漢氏は、軍事力と実務能力に秀でた氏族でした。大和国高市郡を拠点に、鉄器生産や武器製造、外交文書の作成、出納管理などの専門職能集団(品部)を統括しました。蘇我氏の側近として政治の表舞台を支え、飛鳥文化の形成や寺院建築において中心的な役割を果たしました。

森 瞳
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森 瞳

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