嘉手納基地では、長年運用されてきた老朽化F-15C/D戦闘機の完全退役を受け、最新鋭のF-35AやF-15EXを中心としたローテーション部隊の配備が本格化している。これに伴い、基地出入口におけるセキュリティ強度は段階的に引き上げられた。軍警察によるゲート前の車両検査は格段に厳しくなり、不審車両に対する監視態勢も強固だ。
周辺を巡回する地元警察と米陸軍・空軍MPの合同パトロールも日常化している。基地周辺の治安維持を図る一方で、過度な緊迫感が観光客や地元市民の心理的ハードルにならないか懸念する声も根強い。ある地元事業者は「安全は最優先だが、ゲート前の威嚇的な雰囲気が街の賑わいを削ぎ落としてしまっては元も子もない」と本音を漏らす。