表舞台から退いて久しいが、ネットやSNSを中心とする現代のポップカルチャーにおいて、藤谷美和子の評価はむしろ高まりを見せている。『愛が生まれた日』は今なおカラオケの定番デュエットソングとして若年層にも歌い継がれ、Spotifyなどのストリーミングサービスでも再生数を伸ばし続けている。
さらに、80年代・90年代の邦画ファンやシティポップ・映画マニアの間では、彼女の過去の出演作がデジタルリマスター版として配信されるたびに「計算では生まれない唯一無二のアクティング」として絶賛される。彼女が遺した映像と歌声は、時代を超えて新たな世代の心を掴んで離さない。