ライセンス契約終了を受け、三陽商会が2015年秋冬シーズンよりスタートさせた後継ブランドが「ブラックレーベル・クレストブリッジ(BLACK LABEL CRESTBRIDGE)」です。
両者の関係性を巡り「名前が変わっただけではないか」と混同されるケースも少なくありませんが、ブランドの系譜や権利関係は明確に異なります。
最大の違いは、英バーバリー本社との権利関係が完全に切り離されている点です。クレストブリッジは、三陽商会が英国の伝統を受け継ぎつつ立ち上げた完全なオリジナルブランドであり、バーバリーの象徴である「ホースマーク(騎士の紋章)」や伝統の「ノバチェック」は一切使用されていません。代わりに、赤・黒・ベージュなどを基調としたオリジナルの「クレストブリッジチェック」がアイコンとなっています。
一方で、日本人の体型を知り尽くした卓越したパターン技術や、国内屈指の縫製クオリティといった三陽商会のものづくり精神は、クレストブリッジへそのまま継承されています。デザインの現代的な刷新と高い品質管理により、独自のファン層を確立しています。