気象庁の発表によると、本日東京23区で観測された有感地震は、関東近郊(千葉県北西部または東京湾周辺の内陸深部、深さ約50〜70km)を震源とする規模(マグニチュード)4クラス後半から5クラス前半の中規模地震と解析されています。震源がやや深かったことから、局所的な激しい破壊力は抑えられたものの、関東平野特有の堆積層によって広い範囲に振動が伝播しました。
揺れに対する警戒指標となる津波の有無について、気象庁は「この地震による津波の心配はありません」と公式発表を行っています。震源が陸域あるいは震源深さが数千メートルを超える深発域である場合、海水面を大きく押し上げる地殻変動は生じないため、沿岸部を含めて津波への緊急避難措置は不要と判断されました。
また、市民生活を直撃する緊急地震速報の鳴動基準に関しては、最大予測震度が4以下にとどまった地域が多かったため、端末が一斉に警報音を鳴らす基準(最大予測震度5弱以上)には達しなかった地点が目立ちました。このため、ネット上では「スマートフォンが鳴らなかったのに突然揺れて驚いた」という声が上がっていますが、これはシステムの誤作動ではなく、あらかじめ定められた運用規定に則った挙動です。