尿酸値コントロールは「プリン体を入れない」守りの戦略だけでは完結しません。体内で生成された尿酸をスムーズに尿中へ溶かし出して捨てる「攻めの排出戦略」が不可欠です。
血液中の尿酸は、尿が酸性に傾く(pH 5.5以下)と結晶化しやすくなり、体外へ排出されにくくなります。尿のpHを中性に近い弱酸性(pH 6.2〜6.8)へ導くのがアルカリ性食品一覧に該当する食材群です。
- 海藻類:乾燥わかめ、ひじき、昆布、焼き海苔(アルカリ度が非常に高く、ミネラルも豊富)
- 野菜類:ほうれん草、小松菜、大根、キャベツ、人参、ゴボウ、トマト
- キノコ類:しめじ、えのき、舞茸、エリンギ(※干し椎茸を除く)
- 果物類:バナナ、グレープフルーツ、リンゴ(※果糖の過剰摂取には注意)
また、肉や魚のプリン体比較表を意識する際、調理法を工夫することで摂取量をさらにカットできます。プリン体は水溶性(水に溶けやすい性質)を持つため、「焼く・揚げる」よりも「茹でる・煮る」調理法を選ぶと、食材中のプリン体が約20〜30%スープ側へ溶け出します。しゃぶしゃぶや水炊き、茹で豚などを選び、プリン体が溶け出した鍋の残り汁やラーメンのスープを飲み干さない工夫を徹底してください。