都内の大型スーパーおよびドラッグストアでの定点観測と、実際の消費者へのヒアリング調査を実施したところ、データだけでは見えてこないリアルな購買心理が浮き彫りになりました。
「普段は決まった銘柄を買うが、棚の中で真っ赤な箱が飛び込んできて思わず手が伸びた」(30代会社員女性)という直感的な購入事例が目立つ一方、「自宅のリビングやキッチンに置くと色が強すぎて生活感が出すぎるため、詰め替え容器が必須になる」(40代主婦)という、購入後の使用感に関するシビアな意見も確認されました。
ネット上の掲示板や知恵袋に寄せられた声を精査すると、「店頭で目を引くこと(買わせる力)」と「生活空間に馴染むこと(使い続けさせる力)」の間に生じるギャップこそが、赤パッケージ商品が抱える最大の構造的課題であることが分かります。