消費者の間では、店舗による在庫状況の格差も話題になっている。駅前の大手ドラッグストアでは軒並み売り切れが続いている一方で、郊外の個人経営の薬局や、一部の高級スーパーでは比較的在庫が残っているケースが見られる。
この差は、各チェーンの調達力と発注システムの違いによるものだ。自動発注システムを採用している大手チェーンでは、在庫が切れた時点で自動的に発注がかかるが、メーカー側に在庫がないため「欠品」ステータスが維持され続ける。一方で、独自のルートを持つ店舗や、手動で細かく在庫を管理している店舗では、オルタナティブ(代替)ブランドの製品を素早く仕入れることで棚を維持している。