カミーラ・ラディントンのキャリアにおいて、世界的なブレイクポイントとなった出来事が2つ存在します。
第1の転機は、2011年に放送されたテレビ映画『William & Kate』です。英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃のロマンスを描いた本作において、カミーラはヒロインのケイト・ミドルトン役に抜擢されました。英国出身ならではの気品と自然なアクセントが高く評価され、一躍ハリウッドのキャスティング担当者たちの注目を集めることとなりました。
そして第2の転機であり、彼女の演技力の幅広さを証明したのが、2013年からスタートしたリブート版ゲーム『トゥームレイダー』シリーズです。カミーラは単なる声の吹き替えにとどまらず、過酷なモーションキャプチャー撮影を全身で担当しました。
泥まみれになり、崖を登り、痛みに叫ぶ若きララ・クロフトの生々しい感情と肉体表現は、世界中のゲーマーおよび批評家から絶賛を浴びました。「CGキャラクターに血の通った人間性を吹き込んだ」としてゲームアワードなどでも高い評価を獲得し、テクノロジーと実演を見事に融合させた先駆者としての地位を確立しました。