データが流出してから騒動が沈静化するまでのプロセスは、まさに2ちゃんねる炎上まとめの典型例であり、集団狂気の記録でもあります。
掲示板上では即座に「特定班」と呼ばれるユーザーたちが動き出し、流出した日記の記述、写真の背景、レシート情報などから被害者たちの実名、通っていた大学、居住地域を次々と特定しました。さらに、被害女性が日本マクドナルドの店舗でアルバイトをしていた事実が判明すると、ネットユーザーの攻撃対象は勤務先へと拡大します。
店舗に対して無言電話や冷やかしの電話が殺到し、業務妨害レベルの電凸(電話突撃)が行われるなど、マクドナルド流出騒動として企業側も対応に追われる事態へ発展しました。ネット上の悪意が現実世界の生活環境を完全に破壊し尽くすまでのスピードは、当時の社会に大きな衝撃を与えました。このケツ毛バーガー経緯まとめに見られる一連の連鎖反応は、現代のSNSにおける私刑(キャンセル・カルチャー)の原型とも言えます。