ふたりの出会いと絆の原点は、岩手県にある名門・花巻東高等学校にさかのぼる。新郎となった流石啓之氏は、同校でバスケットボール部のコーチを務めていた人物であり、誠実な指導と温厚な人柄で周囲からの信頼も厚い。スポーツを通じて根底で響き合う精神性が、二人の距離を自然と縮めていった。
大谷家は父・徹氏をはじめスポーツ一家として知られるが、姉の結香さんもまた情熱を持ってスポーツに関わり、家族を陰ながら支え続けてきた。岩手で育まれた人間性と花巻東高等学校という共通の接点が、ふたりの人生を一つへと結びつけた背景には、強い必然が感じられる。