血縁の誤解が解け、晴れて結ばれるはずだった二人を襲った最後の悲劇が、ジュンサンの身体的後遺症と失明の危機でした。
ジュンサンは過去の交通事故による脳内血腫が悪化しており、緊急手術を受けなければ命が危険な状態に陥っていました。しかし手術を行えば、視神経が傷つき高確率で失明するという過酷なリスクを医師から告げられます。ユジンに重荷を背負わせたくないジュンサンは、真実を隠したまま単身アメリカへと旅立ちます。ユジンもまた、ジュンサンの未来を思い、フランス留学へと旅立ちました。
数年後、フランスから帰国したユジンは、自身がかつて設計図を描いた「ポラリス(北極星)」を模した家、通称「不可能な家」が海辺に実在して建てられていることを知ります。胸騒ぎを覚えてその家を訪れたユジンは、そこで盲目となりながらも穏やかに暮らすジュンサンと巡り合います。
足音と気配でユジンだと気づいたジュンサン。「ユジンなのか?」と手を伸ばすジュンサンを、ユジンは涙を流しながら抱きしめます。夕暮れの光が差し込むテラスで静かに口づけを交わすラストシーンは、二人の愛が運命の過酷さに打ち勝った瞬間として、韓国ドラマ史上屈指の美しい幕切れとなりました。