アリーナの照明が落ち、暗転した瞬間に湧き上がる歓声の質が変わった。かつて彼らのインディーズ時代をリアルタイムで追いかけていた40代のリスナーと、近年のフェスやSNSをきっかけに彼らの音楽に出会ったZ世代の若者が、まったく同じ熱量で声を張り上げている。
「Make A Wish」のイントロで巻き起こる大合唱は、もはや単なる「客席のレスポンス」という枠を超え、会場全体をひとつの巨大な生き物に変えてしまう。往年の名曲が持つエバーグリーンなメロディラインは、時代を跨いでも一切色あせない。それどころか、時を経るごとに凄みを増し、新たなリスナーの胸を打ち続けているのだ。