雄英高校体育祭の1対1トーナメント2回戦。優勝候補筆頭と目されていた推薦入学者・轟焦凍と、力を制御しきれず自傷を繰り返す緑谷出久の対戦は、試合開始直後から異様な緊迫感に包まれていました。
轟は開始と同時に圧倒的な氷結攻撃を繰り出しますが、デクは「ワン・フォー・オール」を指一本ずつに集中させ、骨折の痛みに耐えながら衝撃波でそれを粉砕し続けます。指をすべて負傷したデクは、すでに折れている指を弾いてまで轟の攻撃を迎え撃ちました。
自らの身体をボロボロに破壊しながらも、一切退かずに立ち向かうデクの執念。対する轟も、右半身の「氷結」を酷使し続けたことで体温が急激に低下し、身体が凍りつき始めて動きが鈍っていきます。肉体と精神の限界を超えた両者のぶつかり合いは、体育祭編における文句なしのベストバウトとして観客の目を奪いました。