『はらぺこあおむし』誕生秘話!エリック絵本の世界展と限定グッズ

『はらぺこあおむし』誕生秘話!エリック絵本の世界展と限定グッズ

『はらぺこあおむし』誕生秘話!エリック絵本の世界展と限定グッズの全体像を詳しく解説してご紹介します。

世界中で70カ国語以上に翻訳され、5,500万部を超える大ベストセラーとなった『はらぺこあおむし』。だが、1969年の出版当初、この名作は日の目を見ない可能性があった。あおむしが食べた跡としてページに穴をあける特殊な製本は、当時のアメリカの印刷所から「コストが高すぎる」「技術的に不可能だ」と一蹴されたのだ。

絶望的な状況を打ち破ったのが、日本の出版社である偕成社だった。技術力の高い日本の印刷・製本会社を探し出し、複雑なダイカット(型抜き)加工をリーズナブルな価格で実現。国境を越えた職人たちのこだわりがなければ、あの特徴的な穴あき絵本はこの世に生まれていなかったかもしれない。著作権や印刷技術の壁を乗り越えた不屈の情熱こそが、歴史的名作の原点だ。

高橋 健太
Author

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。