事態は単なるネット上のゴシップにとどまらず、政治の領域へと雪崩れ込んだ。旧NHK党の公認を受けて参院選に出馬した東谷氏は、ドバイからのリモート選挙運動という前代未聞の手法で約28万票を獲得して当選を果たした。まさに「暴露系インフルエンサー」が国政の場へと躍り出た瞬間だった。
しかし、本会議へ一度も出席しない姿勢は議会制度そのものへの挑戦と受け止められ、最終的には除名という重い処分が下された。政治的庇護を得ようとした試みは実を結ばず、法的追及の手が迫ることとなった。ネット上の支持が必ずしも現実の政治や法的責任を相殺できるわけではないことを、この出来事は痛烈に証明した。