平成の芸能史において、あのスクープほど世間を揺るがしたものはなかった。当時、KAT-TUNとして絶大な人気を誇っていた若きエースと、80年代から日本のカルチャーを牽引してきたカリスマ歌姫。20歳という年齢差は、当時の保守的なメディアや世論にとって格好の餌食となった。しかし、あれから20年が経った今、あの報道を振り返る人々の眼差しは驚くほど温かい。
年の差恋愛が珍しくなくなった現代において、彼らはあまりにも時代を先取りしていたと言える。当時ささやかれた「単なる火遊び」という冷ややかな評価は、二人がその後見せた生き様によって完全に覆された。互いに依存せず、自らの足で立ち続けるその姿勢こそが、彼らの本質だったのだ。