浅草銘菓として全国に知れ渡る雷おこしだが、その製法には妥協のないこだわりが詰まっている。主原料となる米を一度蒸してから乾燥させ、高温で一気に煎ることで独特のサクサクとしたパフ状に仕上がる。そこへ熱々に熱した水あめや砂糖、ピーナッツなどを手早く混ぜ合わせ、型に流し込んで圧着・カットする。一連の流れは一瞬の油断も許されない繊細な作業だ。
大宮工場では、この伝統工程を徹底した衛生管理のもとで行っている。温度管理された空間で職人が見守る中、常に最良の状態で包装まで完結する。型崩れした商品は検品段階で厳重にはじかれるが、それこそが直売所に並ぶ「割れせん」の正体だ。厳格な品質基準があるからこそ、アウトレット品であってもその美味しさは折り紙付きなのである。