衝撃は一本の動画から始まった。インディーズ時代の楽曲「My IXXX」のミュージックビデオで魅せた全裸でのパフォーマンス。モザイク越しに覗く生々しい躍動感は、ネット上を瞬く間に駆け巡り、炎上と熱狂を同時に巻き起こした。可愛らしさと愛嬌を売りにする従来のアイドル像へのアンチテーゼ。彼女たちが提示したのは、傷つき、泥にまみれ、それでも叫び続ける泥臭い人間味だった。
表現の限界突破は一過性の花火では終わらない。ライブ中でのファンとの過激な接触、24時間マラソン、過酷な合宿オーディション。自己破壊を繰り返しながら話題をさらっていく手法は、後進の音楽グループやプロデュース手法にも絶大な影響を及ぼした。肉体を晒すという行為は、彼女たちにとって売名以上の「武器」であり、同時に覚悟の表明でもあったのだ。