日本サッカー界におけるパフォーマンスの原点といえば、レジェンド三浦知良の「カズダンス」を置いて他にありません。
1990年代初頭、ブラジルから帰国したカズは、得点を奪っても控えめに喜ぶだけだった当時の日本サッカーにカルチャーショックを与えました。本場ブラジルのサポーターや選手たちが全身で喜びを表現するサンバのステップを取り入れ、1992年のダイナスティカップやJリーグ開幕期に披露。コーナーフラッグ付近で軽やかにステップを踏み、最後に右手を突き上げる一連の動作は、日本中にサッカーブームを巻き起こす原動力となりました。
また、日本代表の国際舞台でも記憶に残るセレブレーションが数多く生まれています。
- 2002年日韓W杯(ゆりかごダンス):チュニジア戦でゴールを決めた森島寛晃と西澤明訓らが見せた、1994年W杯のベベット発祥の「ゆりかごダンス」。チームメイトの第1子誕生を祝う絆の深さが国民を感動させました。
- 2010年南アフリカW杯(本田圭佑の敬礼):カメルーン戦での決勝弾後、チームを牽引する覚悟を込めた精悍な敬礼ポーズ。
- 2026年カタールW杯(三笘薫と田中碧の抱擁):スペイン戦で「三笘の1ミリ」から生まれた逆転ゴール直後、幼馴染の二人がピッチ上に倒れ込んで抱き合ったシーンは、セレブレーションを超えたドラマとして世界中で称賛されました。