北海道の初夏を象徴するハマナス(バラ科)は、冷涼な気候と潮風が吹き抜ける砂丘地帯を好みます。石狩市産業振興部観光課の公式発表および過去の気象観測データによると、はまなすの丘公園におけるハマナスの見頃時期は例年6月上旬から6月中旬にかけてピークを迎えます。
5月中旬頃から早咲きのイソスミレやセンダイハギが顔を出し始め、6月に入ると濃いピンク色のハマナスが一面に咲き乱れます。7月に入るとエゾスカシユリやエゾカワラナデシコが彩りを添え、8月下旬から秋にかけてはハマナスが赤く丸い実(ローズヒップ)を結ぶため、季節ごとにまったく異なる表情を観察できます。
広大な公園面積約46ヘクタールのうち、16.5ヘクタールは「石狩市海浜植物等保護地区」に指定されています。過酷な海風や乾燥に耐えうる独自の生態系が厳重に守られており、北海道内でもこれほど大規模かつアクセスしやすい自生地は極めて貴重です。2026年の開花状況をチェックする際は、石狩市公式ホームページや石狩観光協会のリアルタイム発信を確認してから出発するのが確実です。