朝起きると体が熱く感じる直接的な要因として、まず挙げられるのが自律神経の切り替え不全です。ストレスや過労、就寝直前までのスマートフォン使用などが原因で夜間も交感神経が優位な状態が続くと、血管が収縮して手足からの放熱がうまくいきません。その結果、熱が体内にこもり、寝起きに体温調節の乱れが生じて体温が高止まりします。
もうひとつ見逃せないのが、就寝中の脱水症状による朝の発熱感です。人は一晩眠る間にコップ1〜2杯分(約200〜500ml)もの汗をかきます。水分補給を怠ったまま就寝したり、エアコンによる乾燥や過度な厚着をしていたりすると、血液の循環量が減少し、体外へ熱を放出する効率が極端に落ちてしまいます。
水分が不足して熱がこもった体内では、あたかも微熱が出ているかのような感覚に陥り、朝から体温が高いだけでなく頭の重さや喉の渇き、強いだるさを引き起こす典型的な引き金となります。