櫻井翔のヘアスタイルを語る上で欠かせないのが、数々の主演・出演ドラマにおける役作りのアプローチです。作品のキャラクターに合わせて絶妙にコントロールされた髪色とスタイリングは、俳優としての評価を高める要因となりました。
宮藤官九郎脚本の伝説的ドラマ『木更津キャッツアイ』(2002年)では、少し気弱ながら愛すべき大学生「バンビ(中込フトシ)」を演じ、やや明るめのブラウンヘアで等身大の若者を好演。視聴者に強いインパクトを残しました。
一方で、教師役を務めた『よい子の味方 〜新米保育士物語〜』(2003年)では親しみやすいナチュラルブラウン、『ザ・クイズショウ』(2009年)や『家族ゲーム』(2013年)といったシリアスな作品では、闇を抱えたキャラクターを引き立たせるダークカラーへとシフト。役柄の心理描写とヘアデザインを綿密にリンクさせています。