今年、パプアニューギニア政府と国際合同調査チームが主導した発掘プロジェクトにより、ラバウル郊外の密林深くから未解明だった地下要塞の第4区画が新たに発見された。そこは長年、激しい地盤変動と火山灰の流入によって完全に封鎖されていたエリアだ。
重機が入れない密林の手作業による発掘作業の末、調査隊が突入したのは、強固なコンクリートで補強された旧日本軍の地下病院跡と見られる巨大空間だった。内部には医療器具や当時の医薬品の瓶、さらには将兵たちの個人日誌が未開封の金属缶に入った状態で残されていた。現場からリークされた内部映像には、壁面に彫られた故郷への思いや日付が映し出されており、太平洋戦争の過酷な日常を今に伝える貴重な一次資料として世界中の研究者に衝撃を与えている。