ネット上のレシピでは「無水エタノールで油を溶かし、精製水で薄める」という手順が基本とされています。油であるハッカ油と水は本来混ざり合わないため、エタノールを仲介役(溶剤)として均一に分散させるのが本来の設計だからです。
では、水道水だけでは作れないのかというと、決してそんなことはありません。界面活性剤やエタノールを一切加えない場合、ハッカ油は水面に浮いて分離しますが、使う直前にボトルをしっかり振って物理的に細かく撹拌(かくはん)することで、十分な清涼感と忌避効果を発揮します。
むしろ「アルコール刺激に弱い敏感肌の人」や「小さな子どもの衣類・ベビーカー周りに使いたい家庭」にとっては、エタノールを配合しない水道水スプレーのほうが肌トラブルのリスクを抑えられるという大きなメリットがあります。