タレントにとって最も収益性が高いのは、今も変わらずCM出演料だ。トップクラスの俳優やタレントになれば、年間契約で5000万円から1億円超という巨額の契約金が動く。企業イメージを背負うリスク料も含め、テレビ番組の出演料とは比較にならない単価が設定されている。
しかし、手に渡る実額は所属する芸能プロダクションの契約形態によって大きく異なる。吉本興業をはじめとする大手事務所では、タレントと事務所の取り分比率や経費の処理方法をめぐり、長年にわたり様々な議論が交わされてきた。近年では独立や個人事務所の設立が相次ぎ、事務所を通さずに直契約を結ぶことで取り分を極大化しようとするタレントの動きも目立つ。