2007年9月18日未明、球界のみならず日本中を大きな悲しみが包み込みました。長嶋茂雄夫人の長嶋亜希子さんが、都内の病院で心不全のため64歳の若さで急逝したのです。
亜希子さんは長年、重い呼吸器系の持病を患っており、定期的な通院と療養を続けていました。前日の17日夜に容態が急変して緊急入院。懸命の治療が行われたものの、日付が変わった午前4時33分、家族に見守られながら静かに息を引き取りました。
当時、夫である長嶋茂雄氏は2004年に患った脳梗塞の後遺症と向き合い、懸命なリハビリを行っている最中でした。亜希子さん自身も決して万全の体調ではない中、夫の食事管理やリハビリの環境整備に粉骨砕身のサポートを続けていた矢先の出来事でした。自らの病気をおして夫を支え抜いた彼女の姿は、まさに献身そのものでした。