同社の主軸である洞海マリンシステムズのタグボート業務は、狭小な航路や潮流の激しい関門海峡において、数万トンから数十万トン級の大型船をミリ単位の精度で誘導する高度な操船技術に支えられています。しかし、同社の真価は平時の曳航作業にとどまりません。
万が一の海上火災や油流出事故に即応するため、強力な放水銃やオイルフェンス展張機能を備えた防災船の運航管理を担っており、地域の海上保安部や港湾局と密に連携。さらに、荒天時の座礁や機関故障といった海難救助(サルベージ支援)の要請にも即座に出動し、人命救助と二次災害防止に貢献するなど、日本の大動脈である関門航路の守護神としての役割を担っています。