国道16号線沿いに広がるベースサイドストリートは、長年にわたり米軍カルチャーの発信地として知られてきた。しかし、2026年に入りその景観は大きな変容を見せている。従来のアメカジ古着店やネオンサインが輝くダイナーに加え、現代的な建築アプローチを取り入れたライフスタイルショップやアートギャラリーが続々とオープンしているからだ。
この変化を牽引しているのは、都心の家賃高騰や画一的な再開発に疑問を抱いた30代前後の若手クリエイターたちだ。彼らは古いアメリカンハウスの構造を極力残しながら、現代の環境配慮型デザインを融合させる手法で空間を再生させている。無骨なウッドデッキと最新のソーラーパネルが共存する店舗は、過剰に洗練された都心の商業施設にはない独自のオーラを放つ。