静岡を訪れる多くの観光客にとって、「富士山が綺麗に見えるかどうか」は旅行の満足度を左右する最大の関心事です。しかし、「晴れ」の予報が出ていても、富士山だけが深い雲に覆われて姿を消してしまうケースは少なくありません。
地元の写真家や気象予報士が口を揃える勝利の法則は、「早朝の澄んだ空気」と「風向き」に注目することです。日中、太陽が地面を温めると上昇気流が発生し、午前10時を過ぎる頃には山頂付近に傘雲や笠雲がかかりやすくなります。富士山をクリアに撮影・鑑賞したいなら、気温が上がる前の朝7時から9時までの時間帯を狙うのが鉄則です。また、移動性高気圧が西から覆ってくるタイミングや、冬場の乾燥した北風が吹く日は、一日を通して美しい全貌を現す確率が高まります。