クラウドワークが標準化した現在、ブラウザ上で動く「Web版Excel(Excel for the Web)」を利用するユーザーが増加している。しかし、ここに大きな罠が存在する。実はWeb版Excelでは、PDFファイルをオブジェクトとして新規挿入したり、直接シート上に埋め込んだりする機能が大幅に制限されているのだ。
デスクトップアプリ版で作成された「PDFアイコン付きのファイル」をWeb版で開くと、アイコン自体は表示されるものの、ダブルクリックしてもファイルが開かない、あるいは単なる静止画として扱われてしまうケースが多発している。チーム内でWeb版とアプリ版の利用者が混在している場合は注意が必要だ。
このようなマルチデバイス環境での解決策としては、PDFファイルをOneDriveやSharePoint上にアップロードし、その共有リンク(URL)をExcelのセルにハイパーリンクとして貼り付ける手法が推奨される。これならWeb版、アプリ版、さらにはスマートフォン版のExcelからでも、ワンタップで正確に目的のPDFへアクセスできる。