見分けるための実践的なテクニックも存在します。最も分かりやすいのが「送り仮名」の有無です。漢字の後ろにひらがなが続く場合、その多くは訓読みになります。「食べる(たべる)」「歩く(あるく)」などがそうです。日本語の文法に漢字を適合させるための知恵が、ここに詰まっています。
また、単体で意味が通じるものは訓読み(例:「木(き)」「火(ひ)」などは訓読み)、二文字以上の熟語は音読み同士で組み合わされることが多い(例:「火山(かざん)」)という基本ルールもあります。もちろん、「湯桶(ゆとう)読み」や「重箱(じゅうばこ)読み」といった例外が、このルールをさらに面白く、そして難解にしています。