ネット上の情報やSNSの投稿には、一部実態と異なる誤解や、現地に行って初めて気づく落とし穴が存在します。取材班が現地検証した「知っておくべき盲点」を明らかにします。
誤解1:「市場だから早朝に行けば一番新鮮な魚が買える」という錯覚
築地や豊洲のような卸売市場のイメージから、「朝7時や8時頃に行こう」と考える旅行者がいますが、これは完全な間違いです。久礼港の一本釣り漁船が港に戻り、セリが行われて市場の店頭に魚が並ぶのは午前10時前後です。朝早すぎる時間帯に訪れても市場のシャッターは閉まっており、カツオも並んでいません。
誤解2:「どんな日に行っても極上のカツオが食べられる」という誤算
市場の鮮魚店は、本物の「日戻り生ガツオ」を提供することに強い誇りを持っています。そのため、台風や海上のシケで漁船が出港できなかった日は、生カツオの入荷自体がゼロになるリスクがあります。天候不良が続く時期に訪れる場合は、事前に観光拠点や店舗のSNSなどで入荷状況を確認しておくのが無難です。
誤解3:「市場内はキャッシュレス決済がどこでも使える」という思い込み
近年一部の店舗でQRコード決済等の導入が進んでいるものの、昔ながらの個人商店や惣菜店、露店では現在も現金支払いが主流です。小銭や千円札を用意しておかないと、食べ歩きや少額の買い物の際に不便を感じることになります。