2026年の運行ダイヤは、週末やゴールデンウィーク、夏休み期間を中心に組まれている。西日本旅客鉄道株式会社による入念なメンテナンスを経て、本州最西端の鉄路を力強く突き進む。主な区間は、山陽新幹線が発着する新山口駅から、歴史情緒あふれる城下町・津和野駅までの全36.3キロメートルだ。
山口線特有の連続する30パーミル(1000メートル進むごとに30メートル登る)の急勾配や隧道を抜ける走行ルートは、蒸気機関車にとってまさに試練の連続である。急坂に挑む際のドラフト音(排気音)の激しさは圧巻で、沿線にはその勇姿をひと目見ようと全国から多くのレールファンが集結する。