現地オペレーターの長期運航記録および港湾データを総合すると、青の洞窟の入場可否は訪れる月によって天と地ほどの格差が生じています。旅行日程を組み立てるうえで、各シーズンの気候特性と入場確率の差異を把握することは最優先事項です。
年間を通じて最も入場確率が高いベストシーズンは6月から8月の夏季です。とりわけ午前11時から午後2時前後の時間帯は、太陽光が洞窟深部の海底開口部へダイレクトに差し込むため、蛍光塗料を溶かしたかのような鮮烈な青を観賞できます。
対照的に、冬の状況は極めて過酷です。冬季はカプリ島とナポリを結ぶ高速船自体が欠航になる頻度も跳ね上がり、洞窟前までたどり着くことすら難しくなります。「冬場は観光客が少ないから狙い目」という言説を信じて渡航すると、高い確率で失望を味わうことになります。