ファンの熱狂度、公式グッズの展開規模、SNSでの言及数をもとに独自算出したディズニー猫キャラクター人気ランキングの上位陣と、主要な歴代キャラクターの全体像を整理します。
かつてはヒロイン系キャラクターの一強と見られていた市場ですが、現在は「アンチヒーロー的な魅力」を持つ個性派猫たちが上位に食い込む構造へと変化しています。
第1位:マリー(『おしゃれキャット』1970年)
真っ白な毛並みにピンクのリボンを結んだ、パリに住む貴族の飼い猫。気品あるレディを目指しながらも、お転婆で甘えん坊な一面を併せ持ちます。2000年代以降の日本市場におけるグッズ展開で爆発的なアイコンとなり、現在もディズニーを代表する猫キャラクターとしてトップを走り続けています。
第2位:チェシャ猫(『ふしぎの国のアリス』1951年)
ピンクと紫の縞模様、顔全体に広がる不敵なニヤニヤ笑いがトレードマーク。突如現れては煙のように消え、アリスを煙に巻く哲学的な問答を投げかけます。不気味さとユーモアが同居した唯一無二のデザインは、アパレルやストリートカルチャーでも絶大な支持を集めています。
第3位:ルシファー(『シンデレラ』1950年)
継母トレメイン夫人の飼い猫。ふてぶてしい表情とずんぐりした体型、意地悪でありながらどこかドジで報われないコミカルな動きが特徴です。近年、若い世代を中心に「ふてくされた顔が愛おしい」とSNSで話題を呼び、関連グッズが即完売するなど異例のブームを巻き起こしています。
第4位:ジェラトーニ(「ダッフィー&フレンズ」2014年登場)
東京ディズニーシー発祥のエメラルドグリーンの瞳と長いしっぽを持つ猫の男の子。絵を描くことが大好きで、ベレー帽をかぶった芸術家肌のキャラクターです。パーク内外で圧倒的なファンベースを確立しており、親しみやすい愛らしさで幅広い層を魅了しています。
第5位:フィガロ(『ピノキオ』1940年)
ゼペットじいさんの飼い猫である小さな黒白のタキシードキャット。感情豊かで嫉妬深く、拗ねたり喜んだりするリアルな子猫の仕草が見事にアニメーション化されています。ウォルト・ディズニー本人がその動きに惚れ込み、後にミニーマウスのペットとして独立した短編シリーズを持つに至りました。
第6位:トゥルーズ&ベルリオーズ(『おしゃれキャット』1970年)
マリーの兄弟であるオレンジ色のトラ猫トゥルーズと、グレーの毛並みを持つピアノが得意なベルリオーズ。画家を気取る兄とクールな弟の掛け合いは、作品に豊かなリズムを与えています。
第7位:オリバー(『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』1988年)
大都会ニューヨークを舞台に、たくましく生きる子猫のオリバー。チャールズ・ディケンズの小説『オリバー・ツイスト』を原案にした勇敢なトラ猫で、ディズニー・ルネサンス前夜の傑作として根強い支持があります。
その他にも、『ふしぎの国のアリス』のアリスの愛猫ダイナ、『ピノキオ』に登場する詐欺師の相棒ギデオン、『わんわん物語』のいたずら好きなシャム猫コンビサイとアムなど、作品世界を支える多彩な猫たちが存在します。