ソーシャルメディアやレビュー掲示板(5ちゃんねる、Yahoo!リアルタイム検索など)を分析すると、視聴者が作品を評価するポイントには明確な二極化が見られます。それが「原作付き作品の再現度」と「オリジナル脚本の予測不能性」です。
漫画や小説をベースにした作品では、放送開始直後から検索窓に「原作ネタバレ」というワードが急浮上します。原作ファンからは「設定の改変が許容範囲か」「キャスティングがキャラクターのイメージに合致しているか」が厳しくチェックされ、少しの違和感でも批判の対象になりがちです。しかし近年では、あえて原作の結末とは異なるドラマオリジナルの真犯人やラストを用意する演出が増えており、これが「原作既読組も結末が分からず楽しめる」と高評価に繋がっています。
一方で、完全オリジナル脚本の作品に対しては、放送終了直後からX(旧Twitter)上で考察合戦が巻き起こります。作中に散りばめられた小道具の日付や登場人物の視線の動きをスクリーンショットで検証し合う文化は、火曜9時ドラマの大きな醍醐味となっています。「毎週火曜日の夜は考察で眠れなくなる」という熱心な視聴者の声に象徴されるように、能動的に参加するコンテンツとしての価値が確立されています。