近年の理学療法において、最も推奨されているのが「あご引き(チンタック)エクササイズ」です。これは、背筋を伸ばした状態で、あごを水平に後ろに引く単純な動きです。頭を後ろにスライドさせることで、前に突き出た頭部を正しい位置に戻し、首の後ろのインナーマッスルを刺激します。
やり方は極めてシンプルです。目線を落とさずに、指で軽くあごを押すようにして後ろに引きます。1回につき5秒キープし、それを数回繰り返すだけ。最新のバイオメカニクス研究でも、この微細な運動が頸椎の配列を整えるのに最も安全かつ効果的であることが証明されています。デスクワークの合間に、道具なしでできる究極の予防策です。