『FAIRY TAIL』に登場する数多くの人気ペアについて、現在判明している公式設定と進展状況を整理しました。本作はギルドの仲間意識(ファミリー)を根底に描いているため、一般的な恋愛劇とは異なる独特の距離感が保たれています。
最も明確な進展を見せたのがガジル・レッドフォックスとレビィ・マクガーデンです。最終決戦であるアルバレス帝国編の終盤において、レビィの妊娠が示唆され、続編『100 YEARS QUEST』でも二人の関係は事実上の夫婦として公認されています。元敵対組織の戦士とギルドの優等生という対照的な二人が、最も早く家庭を築くに至った展開は、作品全体のテーマである「過去の克服と新生」を象徴する出来事となりました。
一方、ギルド最古参の既婚者であるアルザック・コネルとビスカ・コネルは、天狼島編の7年間の空白期間中に正式結婚しており、愛娘アスカを授かっています。彼女たちの存在は、命懸けの依頼に挑む魔導士たちにとってギルドが「帰るべき家」であることを示す重要なアンカーとして機能しています。
主人公ペアであるナツ・ドラグニルとルーシィ・ハートフィリアの関係は、最終回(第545話)でナツが放った「これからもずっと一緒だろ」という言葉に集約されています。法的な婚姻関係という形式には縛られていないものの、魂のパートナーとして不可分の絆を結んでおり、続編でもその絶対的な信頼関係が揺らぐことはありません。