ネット上には「東京ドーム=JR水道橋駅へ行けば間違いない」という情報が溢れていますが、現場の交通工学・都市動線の観点からはいくつかの重大な盲点が存在します。
誤解①:「JR水道橋駅なら西口でも東口でも大差ない」
これは最も陥りやすい罠です。JR水道橋駅の西口には改札内に上り・下りのエスカレーターやエレベーターの設置制限があり、階段利用が基本となります。ベビーカーや車椅子利用者、キャリーバッグを持つ遠征客が西口改札を出てしまうと、後楽園ブリッジへ上がる階段前で立ち往生することになります。バリアフリー動線が必要な方は、必ず「JR水道橋駅 東口」を選択しなければなりません。
誤解②:「地下鉄の春日駅と後楽園駅は完全に同じ場所にある」
東京メトロ後楽園駅と都営春日駅は地下通路で接続されているものの、地下構造は極めて深く複雑です。大江戸線春日駅のホームは地下深く(地下4階〜5階相当)に位置しており、改札から地上に出るまでにエレベーターやエスカレーターを複数回乗り継ぐ必要があります。地上徒歩分数が「5分」と表記されていても、地下ホームから改札・地上出口までの所要時間として別途5分程度を見込むのが現場の実情です。