『デスクリムゾン』を語るうえで絶対に外せないのが、ゲーム開始直後に流れる伝説のオープニングムービーです。わずか1分半ほどの映像の中に、現代のゲームでは考えられない密度のツッコミどころと名セリフが凝縮されています。
荒廃した洋館へ潜入した傭兵トリオ(越前、ダニー、グレグ)は、入り口で立ち止まります。そこで主人公のコンバット越前が言い放つのが、ゲーム界屈指の迷言「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」です。特に理由のない唐突な選択から物語は急展開を見せます。
扉を開けた直後、異様なアングルで映し出される空間に対して越前は「何だこの階段はぁ!」と叫び、すかさずダニーが「上から来るぞ!気をつけろ!」と警告。そしてグレグの「あああー!」という断末魔のような叫び声が響き渡ります。声優陣の独特すぎる棒読み演技と、緊張感があるのかないのか判別不能なシュールな間の取り方が重なり合い、ムービー全体がデスクリムゾン名言の宝庫として語り草になりました。