炎の呼吸における真骨頂といえば、炎柱・煉獄杏寿郎が上弦の参・猗窩座との死闘の果てに繰り出した奥義「玖ノ型・煉獄」です。この技は単なる物理攻撃にとどまらず、使用者の精神力と身体能力を極限まで燃焼させる絶対の切り札として描かれています。
技の発動時、杏寿郎の周囲には紅蓮の炎が渦を巻き、構えをとっただけで周囲の地面が溶解・破壊されるほどの圧力を生み出しました。放たれた突撃は視認不可能な超スピードに達し、猗窩座の破壊殺・滅式と真っ向から衝突。周囲一帯を吹き飛ばす爆風と灼熱の衝撃波を発生させました。
重傷を負いながらも猗窩座の頸を半分以上断ち切ったその一撃は、人間が到達し得る武の極致を示した瞬間でした。「心を燃やせ」という杏寿郎の信念が具現化したこの奥義は、後世の隊士たちに計り知れない勇気と覚悟を刻みつけることになります。